彼女のことは俺が守る【完全版】
結婚式の行われる場所は海辺に作られた結婚式場だった。海辺に近いところにありながらも、鮮やかな緑に包まれている。結婚式ということもあって、あちこちに花が咲き乱れている。駐車場からは眩いばかりの白亜の教会が見え、その横には披露宴を行われると思われるゲストハウスが並んでいて、そのどれもが豪華なものだった。緑の芝生の中をタイルで道が整えられ、教会やゲストハウスに向かって道が伸びていた。
海斗さんは駐車場に車を停めると私の方を見つめた。
「大丈夫か?」
駐車場から続く道にはたくさんの人がいる。親族らしき人もいるけど、友達とか会社関係の人は私の見知った人ばかりで殆どの人が知り合いという皮肉さだった。私は膝の上においてある手を握っていた。真っ赤になりそうになるほど握っていた手に海斗さんの大きくて繊細な手がゆっくりと包んだ。
「怖がらなくていい。俺が誰だか分かるか?里桜は一人じゃない」
私の手を握ってくれるのは海斗さん。俳優でも芸能人でもない海斗さんだった。私が今、一番傍にいて安心できる人だった。
「傍にいてくれますか?」
「そのために来ている。俺は里桜の傍を離れない」
そんな海斗さんの言葉に頷くと海斗さんはサッと車から降りると、助手席に回り私の座っている方のドアをゆっくりと開けてくれたのだった。そして、私が降りやすい様にゆっくりと手を差し伸べた。
「里桜。行こうか?」
海斗さんは駐車場に車を停めると私の方を見つめた。
「大丈夫か?」
駐車場から続く道にはたくさんの人がいる。親族らしき人もいるけど、友達とか会社関係の人は私の見知った人ばかりで殆どの人が知り合いという皮肉さだった。私は膝の上においてある手を握っていた。真っ赤になりそうになるほど握っていた手に海斗さんの大きくて繊細な手がゆっくりと包んだ。
「怖がらなくていい。俺が誰だか分かるか?里桜は一人じゃない」
私の手を握ってくれるのは海斗さん。俳優でも芸能人でもない海斗さんだった。私が今、一番傍にいて安心できる人だった。
「傍にいてくれますか?」
「そのために来ている。俺は里桜の傍を離れない」
そんな海斗さんの言葉に頷くと海斗さんはサッと車から降りると、助手席に回り私の座っている方のドアをゆっくりと開けてくれたのだった。そして、私が降りやすい様にゆっくりと手を差し伸べた。
「里桜。行こうか?」