彼女のことは俺が守る【完全版】
海斗さんと私が真っ直ぐに歩いて向かったのは『新郎新婦控室』だった。式の前にお祝いを言いに来る人で溢れている。新郎新婦控室のドアは開かれていて、私の高校の友達が元友達の周りに居たのだった。まさか、ここに高校の友達が勢ぞろいしていたとは思わなかった。
真ん中にいるウェディングドレスを着た元友達の横にはシルバーのタキシードを着た優斗の姿がある。そして、ノックして入ってきた海斗さんと私の姿を見つめていた。
新郎新婦控室はお祝いの言葉で幸せな雰囲気に包まれていたのに、私と海斗さんが入ってきたことによって、一気に空気を凍らせた。一番驚いた顔をしているのは優斗だった。海斗さんにエスコートされた私に何を思っているのか、その表情からは伺えない。ただ、ここに私が来るとは思わなかったというのだけは分かる。
そして、その友達の輪の中の一人が私の方を見つめ、苦しそうに顔を歪め、唇を噛んでいた。私の親友でもある彼女はどういう気持ちでここに来たのかがそれだけで分かる。きっと、心優しい彼女は私が振られた相手と結婚すると言った元友達を責めたかもしれない。でも、結局は妊娠ということで自分の気持ちを殺したのだろう。
「え。篠崎 海がなんでここに?」
そんな声を上げたのは元友達だった。
真ん中にいるウェディングドレスを着た元友達の横にはシルバーのタキシードを着た優斗の姿がある。そして、ノックして入ってきた海斗さんと私の姿を見つめていた。
新郎新婦控室はお祝いの言葉で幸せな雰囲気に包まれていたのに、私と海斗さんが入ってきたことによって、一気に空気を凍らせた。一番驚いた顔をしているのは優斗だった。海斗さんにエスコートされた私に何を思っているのか、その表情からは伺えない。ただ、ここに私が来るとは思わなかったというのだけは分かる。
そして、その友達の輪の中の一人が私の方を見つめ、苦しそうに顔を歪め、唇を噛んでいた。私の親友でもある彼女はどういう気持ちでここに来たのかがそれだけで分かる。きっと、心優しい彼女は私が振られた相手と結婚すると言った元友達を責めたかもしれない。でも、結局は妊娠ということで自分の気持ちを殺したのだろう。
「え。篠崎 海がなんでここに?」
そんな声を上げたのは元友達だった。