彼女のことは俺が守る【完全版】
私の言葉に海斗さんは表情を変える。私は公開されたらすぐにでも見に行くつもりだった。そのうちレンタルで出るかもしれないけど、映画館で臨場感を楽しみたいし、映画館でしか味わえない感動を私は楽しみにしている。
「いけませんか?」
「いけないことはないけど何だか変な感じだよ」
「海斗さんのドラマ。実は結構見ていますよ。海斗さんがロケに行っている間にいくつか見ました。素敵でした。特に…」
私は海斗さんの居ない時間をリビングで過ごす時、暇を見つけては海斗さんの出演していたドラマや映画を見ていた。何も知らなかった海斗さんのことを知りたいと思ったし、たとえドラマの中であっても海斗さんの声が聴けると思うとつい手が伸びてしまっていた。
「忘れていいよ」
「忘れないです。でも、今回の映画が一番楽しみです」
「まだ少し撮影を残しているけど、今回の役をきっちりと出来たら俺は変われそうな気がする。途中で書き直したぶんだけあって、脚本も良かったし、周りの俳優も凄かった。チームワークというか、一緒にいい仕事をしようという雰囲気があって、俺も自分の力を全部出したいと思えたから頑張れた気もする」
俳優の仕事がどんなに大変か私は知らないけど、こんな風にキラキラ輝いた目を私に向ける。いつもは私よりも大人なのに、仕事の話をしている時は子供のように無邪気だった。本当に海斗さんは仕事が好きなんだろうと思った。
「お仕事好きですか?」
「いけませんか?」
「いけないことはないけど何だか変な感じだよ」
「海斗さんのドラマ。実は結構見ていますよ。海斗さんがロケに行っている間にいくつか見ました。素敵でした。特に…」
私は海斗さんの居ない時間をリビングで過ごす時、暇を見つけては海斗さんの出演していたドラマや映画を見ていた。何も知らなかった海斗さんのことを知りたいと思ったし、たとえドラマの中であっても海斗さんの声が聴けると思うとつい手が伸びてしまっていた。
「忘れていいよ」
「忘れないです。でも、今回の映画が一番楽しみです」
「まだ少し撮影を残しているけど、今回の役をきっちりと出来たら俺は変われそうな気がする。途中で書き直したぶんだけあって、脚本も良かったし、周りの俳優も凄かった。チームワークというか、一緒にいい仕事をしようという雰囲気があって、俺も自分の力を全部出したいと思えたから頑張れた気もする」
俳優の仕事がどんなに大変か私は知らないけど、こんな風にキラキラ輝いた目を私に向ける。いつもは私よりも大人なのに、仕事の話をしている時は子供のように無邪気だった。本当に海斗さんは仕事が好きなんだろうと思った。
「お仕事好きですか?」