変わらぬ愛なんて、あり得ない!【甘い香りに誘われてⅡ】spin off
手渡されたおしぼりで手を拭きながら、
「予約してくださってたんですね?ありがとうございます」
「ああ。外で並んで待つのが嫌だから」
そう言って、順番待ちの列を顎でしゃくる。
「私は、行くとは返事してませんでしたよ。来なかったら、どうするつもりだったんですか?」
「美咲は来ると信じてた。現に来たじゃないか?」
形のいい唇が、綺麗な弧を描いた。
「矢野さん、何だか雰囲気が違う。別人みたい」
いつもの可愛らしい子犬系の好青年は、今はぶっきら棒な俺様に変化を遂げている。
さっきから、私の事も名前呼びだし。
「ああ?これが本来の俺。それに、いつもの俺の話し方は、美咲が嫌なんだろ?」
…バレてる。
「そうよ、嫌いよ?誰にでも調子のいい、ぺらっぺらな男は嫌い。信用出来ない」
チャラい男は嫌い。
「予約してくださってたんですね?ありがとうございます」
「ああ。外で並んで待つのが嫌だから」
そう言って、順番待ちの列を顎でしゃくる。
「私は、行くとは返事してませんでしたよ。来なかったら、どうするつもりだったんですか?」
「美咲は来ると信じてた。現に来たじゃないか?」
形のいい唇が、綺麗な弧を描いた。
「矢野さん、何だか雰囲気が違う。別人みたい」
いつもの可愛らしい子犬系の好青年は、今はぶっきら棒な俺様に変化を遂げている。
さっきから、私の事も名前呼びだし。
「ああ?これが本来の俺。それに、いつもの俺の話し方は、美咲が嫌なんだろ?」
…バレてる。
「そうよ、嫌いよ?誰にでも調子のいい、ぺらっぺらな男は嫌い。信用出来ない」
チャラい男は嫌い。