変わらぬ愛なんて、あり得ない!【甘い香りに誘われてⅡ】spin off
始まりの日
ピピッ、ピピッ、、
アラームを止め、うーーんと伸びをする。
アイボリーの壁紙に、薔薇模様のカーテン、床はダークブラウンで、モノトーンで統一されたリビングとは、雰囲気がガラリと変わる。
ご両親の部屋になる予定だったのかな。私が使わせていただいて良かったのかな。
今になって、心配になってくる。
ふわぁ…と、出汁のいい香りが充満している。
矢野さんが、朝食の準備をしてくれてるんだ。
手伝える事あるかな?
「おはようございます、矢野さん」
部屋から出て、リビングへ行くと、ちょうどガスコンロの火を消した矢野さんと目が合った。
「美咲、おはよう。ぐっすり眠れたみたいだな」
窓から射し込む朝日を受けた矢野さんが、柔らかく微笑んだ。
「はい、元気です!矢野さんこそ、いろいろと、ありがとうございます。洗面所をお借りします」
そういえば、スッピンだった事に気付き、慌てる。
アラームを止め、うーーんと伸びをする。
アイボリーの壁紙に、薔薇模様のカーテン、床はダークブラウンで、モノトーンで統一されたリビングとは、雰囲気がガラリと変わる。
ご両親の部屋になる予定だったのかな。私が使わせていただいて良かったのかな。
今になって、心配になってくる。
ふわぁ…と、出汁のいい香りが充満している。
矢野さんが、朝食の準備をしてくれてるんだ。
手伝える事あるかな?
「おはようございます、矢野さん」
部屋から出て、リビングへ行くと、ちょうどガスコンロの火を消した矢野さんと目が合った。
「美咲、おはよう。ぐっすり眠れたみたいだな」
窓から射し込む朝日を受けた矢野さんが、柔らかく微笑んだ。
「はい、元気です!矢野さんこそ、いろいろと、ありがとうございます。洗面所をお借りします」
そういえば、スッピンだった事に気付き、慌てる。