居場所をください。



それから打ち合わせを済ませ、

ついに復活した食堂のサラダうどんを食べ

夜からのレッスンに備えた。


そこに長曽我部さんがきた。


「お、うどんか。

いい心がけだな。」


「ここのサラダうどん大好き。

夏だけじゃなくて年中やってほしいよ。」


「はは、そうだな。

今日は歌のレッスンちゃんとあるからな。」


「うん。

やっと歌える~。

やっぱり一日一回は歌いたいね。」


「カラオケでも行けよ。」


「そういう問題じゃないんだけど。」


長曽我部さんはそれだけいって去ってった。


全く。あれだけかい。



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