居場所をください。
「はい、到着。」
車で15分、前に着た野菜メインのお店へと来た。
「ここ、かなり久しぶり~。」
長曽我部さんとのご飯もかなり久しぶりだしね。
「いらっしゃいませー!」
「二人。」
そう言えばこのお店前に来たとき
バレバレだったんじゃん。
なんか若干今さらな気がする。
いや、もうバレてる気がする。
「ってかさぁ、秋だし
この髪の毛、色反対にしない?」
「茶髪ベースの前髪金?」
「うん。
秋冬はトーンダウンしたい気分。」
「んー、まぁ秋はいいけど
冬はまた今に戻す。」
「え、なんで。」
「12月にはもう2月下旬から3月上旬の撮影がある。
アルバムのMVもあるし、雑誌もあるし
ツアーポスターもあるし。
春使用にしなきゃだからな。」
「なるほどねぇ…。」
「テレビはそこまで早くねーけど
他が早いからな。」
「まぁでも今だけでもいいや。
色変えたい。切れないなら。」
「はいはい。
まぁ次予約したとき言っとくわ。」
「お願いしまーす。」
あー、楽しみ。
金髪飽きた。
早く変えたいな~。