居場所をください。



「高橋。」


「……………夏音ちゃん、俺と付き合ってよ。

俺に守らせてよ。美鈴がいなくても俺がいるじゃん。」


高橋がそういうと夏音は泣きながら頷いた。


「え、まじで?まじでいいの?

俺と付き合ってくれんの?」


高橋が聞くと、夏音はまた泣きながら頷いた。


「よかったじゃん、高橋。」


「やべー、感動してなにも言えない…。」


「さてと、これでもう夏音も大丈夫だね。

私は帰ろっかな。」


「え、やだ!」


反応したのは夏音。


「夏音はとりあえず泣き止みなさい。」


「なんか食う?」


高橋が言った。


「あー…私は本当に少しでいいや。

太ると鬼が怒るから。」


「じゃー、カラオケでも行くか。

久々に美鈴の歌聴くか~。」


「なにそれ。ま、いいけどね。

夏音も、いくよ?」


「……………うん。」


私たちは私のバイト先へ来た。


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