居場所をください。
そしてマンションへついた。
「ここ。」
「へー、すげーいいとこだな。」
「駅からは遠いけど事務所あそこだし
コンビニもスーパーも近いから助かるよ。
401だから用あるときはそこで呼んでね。」
「おう、じゃーな。
今日はありがとな。」
「うん、こちらこそ。
キャップもありがとね。」
私は高橋にかぶらされたキャップを返した。
「次はもっと変装してこいよ。」
「はは、わかりました。
じゃね。」
「おう。」
私は高橋に手を振り、
マンションへ入った。