居場所をください。
「でも勝負をさせる代わりに
その事を他言しないっていう誓約書はとれた。
永田と、あいつら全員分な。」
「……………さすがですな。」
「他言したらその賠償はきっちりとってもらう。
弁護士にそれは預けたからとりあえずは大丈夫だし
まぁ他言したところでDNA鑑定でもしない限り
証拠なんて出てこない。
認知されてないからな。」
「それもそうだね。」
探しても探しても、私の父親欄は
空欄のままだ。
「なんかこうなると
私、社長に認知されてなくてよかったね。」
「よかったとは俺は言えねーけど。」
「はは、そっか。
ごめんごめん。」