居場所をください。



「美鈴、そろそろ帰ろう。」


そこへ樹生さんと話してた長曽我部さんがきた。


「えぇ!?俺まだ美鈴ちゃんと

なんにも喋ってないんだけど!!」


「はは、もう少し大人になったらまた来ます。」


「えー、まじで帰っちゃうのー?」


「お前は店開けなきゃだろ。」


「じゃあせめて握手だけでも!!」


「あ、はい。」


私が樹生さんの方にいく途中、

長曽我部さんに腕を掴まれ、

耳元でこそっと……


「手を握ったあと、

『おいくらですか?』って聞け。」


「え、うん。」


でもなぜ私?

まぁいいけど。


「ちょ、俺手洗うから待って!」


いや、そのままでも全然いいんだけど…?


「お待たせ!」


はやっ!

しかもなぜかカウンターから出てきた。


ま、いいけど。


樹生さんがこちらへ来たから私が手を出すと…


グイッ 「わっ」

ゴン! 「いってー!」

グイッ 「わぁ!」


「……お前らなにしてんだよ…」


手を握るのかと思いきや

樹生さんは私の腕を引き、私を抱き締め

その瞬間長曽我部さんが殴ったらしくて

樹生さんは痛がって私を離したから

その瞬間今度は長曽我部さんに腕を引かれ

肩を抱かれ、大和さんは呆れた声を出している。



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