居場所をください。
それから起こされた隼也も着替えて
みんなで写メを佐々木さんに撮ってもらって
とりあえずインタビューの仕事をしに向かった。
佐藤さんもいるけど
とにかく人が多い。
通路を通るにもぶつかりそう。
私は貴也にぴったりくっつき
佐藤さんの後ろを歩いた。
「ここね。」
佐藤さんに言われた方を見れば
もうカメラやマイクがセットされていた。
と、いうわけで私たちも仕事モード。
「こんにちはー」
「よろしくお願いしまーす」
人混みにビビってた私も、
眠い隼也も
ちょっとめんどくさそうな貴也も
みんな笑顔で。
「五十嵐さん、初めてのファッションショー
今のお気持ちはどうですか?」
「んー、
ちゃんと歩けるかなって不安です。」
「あー、
もうそれは俺がいるから大丈夫。」
と隼也が拾ってくれた。
「だから余計不安なの。」
「えぇ!」