居場所をください。



俺らはそのドーベルマン風神雷神についていくと

2階建ての普通の家についた。


「ありがとね。」


美鈴がまた頭を撫でると

風神雷神はどこかへ走っていった。


「さーて、入ろ。」


そういって玄関を開けると

今度は中からまた違う足音が聞こえてきた。


「こたろー!」


中から走ってきたパピヨンを

美鈴は抱き上げた。


「………こたろう?」


「虎に太いに朗らかで虎太朗。」


「似合わねー…」


ってか犬何匹買ってんだよ。


「かわいいね。」


向こう側から矢島が虎太朗を見て言った。


「でしょ!?

もうすっごい可愛いよ!」


美鈴はそういって虎太朗をおろすと

靴を脱いで上がったから俺らも中へ入った。


「社長~。」


リビングらしきところにつくと

他にもチワワが2匹。

長曽我部さんにぴったりくっついてる。


「お、早かったな~。」


社長もすっかりいつも通りに戻っていた。




< 3,329 / 4,523 >

この作品をシェア

pagetop