居場所をください。
俺らはそのドーベルマン風神雷神についていくと
2階建ての普通の家についた。
「ありがとね。」
美鈴がまた頭を撫でると
風神雷神はどこかへ走っていった。
「さーて、入ろ。」
そういって玄関を開けると
今度は中からまた違う足音が聞こえてきた。
「こたろー!」
中から走ってきたパピヨンを
美鈴は抱き上げた。
「………こたろう?」
「虎に太いに朗らかで虎太朗。」
「似合わねー…」
ってか犬何匹買ってんだよ。
「かわいいね。」
向こう側から矢島が虎太朗を見て言った。
「でしょ!?
もうすっごい可愛いよ!」
美鈴はそういって虎太朗をおろすと
靴を脱いで上がったから俺らも中へ入った。
「社長~。」
リビングらしきところにつくと
他にもチワワが2匹。
長曽我部さんにぴったりくっついてる。
「お、早かったな~。」
社長もすっかりいつも通りに戻っていた。