居場所をください。
━━━━━━━━━━━━━━・・・・
「ただいまー!」
前までは玄関でママが来るのを待ってたけど
最近はもう勝手にずかずかと上がる。
実家だもん、いいよね?
「あぁ、美鈴お帰り。」
ママは部屋から出てきたところだった。
「ただいま。
今日ファッション誌の撮影で
写真もらったんだ~。
私が持ってても仕方ないからプレゼント。
「ありがと。
じゃあアルバムに入れとくね。」
そういってママはまた部屋へと戻った。
さてと、リビングには何人いるかなー。
もう15時半過ぎだし、誰かしらいるよね?
「あ、美鈴。」
「あれ、藍子。」
………と、和也。
「どうしたの?」
「え?あー、いや別に。
時間できたから寄ってみただけ。
あ、そうだ。藍子、
この服どう思う?」
「まぁ私なら選ばない。
けど似合ってると思うよ?
それをおしゃれに着こなすのはさすがだと思う。
まぁ美鈴っぽくはないけど。
あんたそんなエロカワ路線だったっけ。
もっと大人っぽい服好きなのかと思ってたけど。」
「まぁ仕事用の私服ってのもあったしね。
でも私服できてたら変?」
「別に変じゃないけど。
ここら辺では目立つかもねー。
渋谷まで行っちゃえば馴染むだろうけど。」
「ふーん、なるほどねー。」
まぁ露出度も高いもんなぁ………