居場所をください。



翌日ー


「おはよ。」


「おっはよー!」


8時半頃佐藤さんが迎えに来て、

私と貴也は仲良く手を繋いで車に乗り込んだ。


「おはよう、二人とも。

なんか二人ともご機嫌だね?

貴也から挨拶してくるなんて

初めてな気がする。」


「え、そうだっけ?」


「それに美鈴ちゃん

今日はずいぶん可愛い服着てるし。

いつもはTシャツにショーパンとかじゃん?

なのに今日はすっごいおしゃれしてる。

メイクしてもらう日はスッピンなのに

しっかりメイクしてるしさ。

二人してなんかあった?心の変化的なの。」


「…まぁ、なかったわけじゃないけど」


「ふふ、内緒ー!」


私たちは、ついに昨夜一線を越えた。

それがなんとも幸せな気分で………

幸せがこぼれて溢れて笑いが止まらない。


「今日は頑張れそうだな。」


「そうだね!」


貴也も今日はめちゃくちゃ優しい。

私もデレデレだけど

貴也もめちゃくちゃデレデレ。


1年半付き合って、

まさかこんなラブラブが続くなんて。


「ま、とにかく行くから

車の中で変なことはしないでね。」


あれ、もしかしてバレてる?



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