居場所をください。
会場について、すぐリハを行い
私たちは支度をした。
「今日は二人、同じ控え室でも文句ないんだね?」
同じ部屋で着替えをし、支度をしてる私たちを見て
佐藤さんは笑いながら言った。
「……まぁ部屋がないしな。」
「そうそう!仕方ないもんね。」
「美鈴ちゃんは咲と同じ部屋でも
貴也は矢島くんたちと同じ部屋でもよかったのに。
ま、二人がいいならいいけどね?」
佐藤さんは笑いながらそう言い残し、
部屋を出ていった。
「……なんか佐藤さん、わかってる?」
「バレてるかもな。
でもいいんじゃね?」
そうだけどさぁ…恥ずかしいじゃん。
「………そろそろ時間だな。」
「今回はバタバタだなぁ…
時間があんまりないんだね。」
「まぁその方がよくね?
それより美鈴、明日どうすんの?」
「明日は16時に長曽我部さんちに呼ばれてて
その前にトレーニングいこうかなーと。
貴也は?」
「なんか密着動画とらなきゃいけなくて
美鈴が出掛けるなら俺も外に出るかな。
1日家にいるわけにもいかねーしな。」
「密着動画かー。大変だね。
じゃあ午前中は撮ってあげる。」
「佐藤さんも来るってさ。」
もはや休みじゃないじゃん。
休みなのに仕事しなきゃなんて
大変だなぁ…