居場所をください。
「でも、昨日あんなことがあってさ
私が頭の中で長曽我部さんに助けを求めたら
本当に長曽我部さんが助けに来てくれて…
すっごく嬉しかったの。
私を見つけてくれたのが長曽我部さんで。
いっぱい心配もしてくれててさ。
…………だから決めたの。
二人の再婚を、私が一番祝福してやるって。
私のせいで離婚したなら
私が一番祝福しないとダメだって。
だからね、もう邪魔はしたくないの。
昨日私を襲った和也
私を車にのせた夏音
………どっちも私のせいで傷つけた。
もう、私のせいで誰も傷つけなくない。
だから、長曽我部さんも…
私のせいでなにかを犠牲にするのは
もうイヤなの。
………なのにまた私のためにって
こんな時間かかることしちゃってさ。
そのために私と会う約束までして…
もう私のために時間割いてほしくないのに…
…………そう思うのに、
やっぱり長曽我部さんが私のことを想って
してくれてることが嬉しい。
なのにそれが仕事のことなのがまた悲しい。
…………なんかもうわけわかんないんだ。」
私は思っていたことを
全部、吐き出した。