居場所をください。



「ねぇ、里美さんといつ

籍入れるの?」


「仕事中だろ。」


「いいじゃん、そのくらい。

どうせ二人なんだから。」


「……まぁ、年明けたら。

具体的には決めてねーけど

1日はお前らと初詣に行くし」


「え、またいくの?」


「そ。

それに1日っつーのは

お巡りさんも大忙しなんだよ。

だから早くて2日だな。」


「へー、そっか。」


「3日からは俺も仕事だし

まぁ行くならやっぱ2日だな。」


「仕事へるとか言ってたくせに

結局3日から仕事なんじゃん。」


「年末年始は若手が大忙しなんだよ。

俺だけ休んでられるかっつーの。

ちなみに美鈴も3日仕事だからな。」


「貴也は?」


「貴也は撮影があるから2日には仕事。

でも31日は朝だけだけどな。」


「プロポーズは何て言ったの?」


「だから仕事中だろ。

しかもどんだけ話変えてんだよ。」


「いいじゃん、教えてよ。

今後の参考に。」


「別に。

普通だよ。特別なことは言ってねーし

しかも参考にって、いうなら貴也からで

美鈴からは言わねーだろ。

だいたい他人のを参考にすんなよ。」


「まぁそうなんだけどさ。」


この人の口から

"好き"とか"愛してる"とか

"ずっとそばにいる"とか"もう離さない"とか

そういうあまーいセリフが出てくるのかな。

超俺様的な性格してるし。


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