居場所をください。



「美鈴、お疲れ。」


「うん、お疲れさま。」


「このあとないなら飯いかね?」


「あーごめん。ちょっと仕事。」


「そっか、残念。」


「ごめんね、また今度。」


「いーよ。じゃーな。」


そういって隼也は先に帰った。


私も仕事と言うわけではないし

これから帰るけど

時間あるときに歌詞を考えないと間に合わない。


レコーディングまでもう時間がない。

いい加減、急がないとヤバイのだ。


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