居場所をください。




「んー、おいしい。」


やっぱり社長と食べるお肉は

格別な美味しさだ。


「そりゃ美鈴が来るときいたから

最高級のを用意したから!」


社長はいつも私には

高いお肉しか食べさせないから。


「ありがと、社長。」


そう微笑む私。

それをみてデレデレな社長。


そして、それをみて呆れる貴也は


「なんかまんまと貢がされてるよな。

社長って。」


そんなことを言ってまた社長に

ダメージを与えた。


「美鈴はこんなやつと結婚するのか…」


「そんなこと言いつつ

本当は相思相愛なくせに。」


知ってるよ。

社長は貴也には特別厳しい。

一緒にAプロトップを目指した二人だもん。

本当はお互い、とっても大切なはず。

私が長曽我部さんのことを

すごく大切にしてるのと一緒で。


< 4,314 / 4,523 >

この作品をシェア

pagetop