居場所をください。
~♪~♪~♪
車に乗ったと同時に私のスマホがなった。
"着信 吉田夏音"
あぁ、夏音か。
「もしもーし。」
『美鈴!どういうことなの!』
「うるさいよ。落ち着いてよ。
報告遅れましたが私デビューしました。」
『もう!何でいってくれたなかったの!』
「だってびっくりさせたかったし?」
『驚きすぎてテレビの前で発狂しちゃったよ。』
「あはは、想像すると笑える。」
『だから転校したの?』
「うん、そうだよ。
だから貴也と同じクラス。」
『そういうことかぁ…。』
「ま、そういうことだから。
また会ったときゆっくり話そ。」
『うん!また遊ぼうね!』
「うん。じゃーね。
高橋によろしくー。」
そういって電話を切った。