居場所をください。



~♪~♪~♪


車に乗ったと同時に私のスマホがなった。


"着信 吉田夏音"


あぁ、夏音か。


「もしもーし。」


『美鈴!どういうことなの!』


「うるさいよ。落ち着いてよ。

報告遅れましたが私デビューしました。」


『もう!何でいってくれたなかったの!』


「だってびっくりさせたかったし?」


『驚きすぎてテレビの前で発狂しちゃったよ。』


「あはは、想像すると笑える。」


『だから転校したの?』


「うん、そうだよ。

だから貴也と同じクラス。」


『そういうことかぁ…。』


「ま、そういうことだから。

また会ったときゆっくり話そ。」


『うん!また遊ぼうね!』


「うん。じゃーね。

高橋によろしくー。」


そういって電話を切った。



< 435 / 4,523 >

この作品をシェア

pagetop