居場所をください。
~♪~♪~♪
ん?
"着信 松野貴也"
「ごめん、貴也だ。」
二人に断りをいれて電話に出た。
「もしもし?」
『俺。仕事終わった?』
「あ、うん。
今永田さんと隼也とご飯。」
『ふぅん。もう帰る?』
「え?うん、たぶん。」
『俺あとで美鈴んち行くから。
鍵開けといて。』
「あ、うん。」
『帰ったらまた連絡して。』
「はいはーい。」
『じゃーな。』
そういって電話が切れた。
「貴也なんだって?」
隼也が聞いてきたけど……
さすがに部屋来るって。なんて言えない。
誰が聞いてるかもわからないし
そもそもこんなこといっていいのかもわからないし。
「……………内緒。」
「なんだそれ、怪しい~。」
「はは、でも長曽我部さんは知ってるから。
長曽我部さんの許可なく言っていいのか微妙で。」
「ふーん、ならしかたねーな。」
「そろそろ帰るか~。」
永田さんが言って、私たちは帰ることに。