居場所をください。



「俺もほしい!!」


私が朔也にあげてる姿を見て

誠くんも言った。


「えー。

まぁ2枚余ってるからいいけどね。

隼也、仕事っていってたし

他にあげる人もいないしね。

どーぞ。誰かと来てね。」


私は誠くんにも2枚渡した。


「さんきゅ!友達と行くわ!」


まぁ喜んでくれたしいっか。


「ってか美鈴の誕生日の日じゃん。」


朔也が言った。


「うん、そうだよ。

バースデーライブ。

ちなみにその日に今書いてる歌詞のCDも発売だよ。

ライブハウスでも売るから買ってね。」


「おう。

どんな曲?」


「一曲目は私の家族のお話。」


「え、家族?」


「私ね、自分の家族見つけたよ。

親も、兄弟も。」


「へぇ、よかったじゃん。」


「まぁね。

2曲目は失恋ソング~。」


「失恋?

……………やっぱそこの二人付き合ってんの?」


朔也がこそっと言ってきた。


「……………待って。

私の好きな人言ってないよね。」


「いや、俺の予想だけどさ。

で、どうなの。」


「予想通りです。」


「へぇ…。」


「朔也は彼女とどうですか。」


「まぁ順調といえば順調だけど

嫉妬と束縛がヤバイ。」


「え、そうなの?

意外。」


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