未来が見えない『Previously invisible』

✜✜ 蓮


蓮は、
五十嵐 琴音?
樹の?
結婚を嫌がっていた?
政略結婚?

樹は、捨てられた‥‥‥と
違っていたのか‥‥
真に話す必要があるな。
と、考えていると
渡瀬のおやじさんが
「蓮君、考え事より
君の登場で、ほら、警察の方が
びびってるよ。」
と、笑った。
「おじさん、ひどいな。
ああ、君たち帰っていいよ。
後は、公安が動くから。」
と、言った。

俺は、帰りに
おじさんに挨拶をして
五十嵐さんに、凪が見舞いに来たいと
言ってる話をしたら
快く受け入れてくれた。


まあ、師長さんを通さないと
いけないようだが。
琴音さんの部屋に入って良い人の
リストが、あるようだ。
俺も、帰りに寄らせてもらった。

あの琴音さんなら
樹の横で、いつも微笑んでいて
可憐で、そう、日だまりみたいな人だ。
樹が、バカみたいに惚れていて
大変だった。
だが、今はあのときの姿を
見ることはできない
彼女は、かなり悲惨な状態だった。

樹・・・

お前、どうしてる?
お前の愛した琴音さんは、
今、瀕死の重症だぞ。
と、心の中で思いながら
公安に経緯を話し
秋山大悟の逮捕を命じた。

それと、秋山努氏と千夏夫人
五十嵐進氏と華夫人を
連れて来るように言った。

まだ、琴音さんの手術は終わってなく
状態はわからないが。

五十嵐先生は、弁護士を立て
琴音さんと娘の月紫ちゃんに
二度と接触させないように
それと、莫大な慰謝料を両家から。

肝心な離婚届けも用意していた。

ほぉ、切れるな、この弟。
弁護士の先生も、
政治家にも屈しない
力のある先生だった。
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