運命の少女と悪魔の少年の学園物語
「ここは練習場だよ。」
あれから違う話をしたりして、歩いていたら、練習場の前まできた。
目の前には能力を発動して練習試合をしている人たちが沢山。
「あ、藍井くん……?」
彼女は慣れない光景に驚いて口を開けている。
「神威学園は魔法みたいなのが存在する。そして人それぞれ持つ能力が違うんだ。」
彼女は納得したかのようにしていたが、表情が取り戻し、
「藍井くん、どーゆーこと!」
とキレはじめた。
さっきの納得は成り行きか。
「見てればわかるし、すぐになれるよ。」
能力使って戦う。それだけのことだろ?
「初めて見る人には刺激が強すぎる光景だよ!ちゃんと説明して?」
「まぁそのうちわかるって。」
うーん。刺激強すぎるか?でも俺が初めて見た時は驚いたけど対して混乱とかしなかったし……
彼女は俺の返答にしびれを切らしたのか、
「藍井湊太様は忙しくて最初から説明することがお嫌いなのですね!」
と言った。
――――――藍井湊太様……
そんなの呼ばれたくない、いや、呼ばせない。
「神鳥さん」
俺は彼女を呼び止めた。
「何です?!」
彼女は怒っているようだった。でもそんなことどうでもいい。
……俺を本気にさせたんだから少しくらい意地悪していいよね。