天才研修医と指導医
寛人「今日からよろしくな。」
凜「こちらこそよろしくお願いします。」
寛人「アメリカから来たんだってな?」
凜「はい。」
寛人「そうか…期待してるぞ。」
凜「ありがとうございます。」
ピロロロロロ♪
寛人「はい。○○救命センター。」
救急隊「高エネルギ外傷の疑い。40代女性。意識レベル100。バイタル…」
寛人「受け入れます!行くぞ。」
凜「はい。」
ピーポーピーポー♪
救急隊「開けます!」
ナース「分かりますか?!病院ですよ?!」
救急隊「清水香代子さん43歳です。自転車に乗っていて乗用車に跳ねられました。」
寛人「清水さん!!清水さん?!目開けれますか?」
清水「ん…」
凜「反応あります。」
寛人「痛いところありませんか?」
清水「腰が…」
寛人「…骨盤は大丈夫。よし、上野ルート取れ。エコーの準備!」
凜「はい。…OKです。」
寛人「早いな…よし…採血も。」
凜「はい。」
寛人「出血あるな…」
凜「すみません。これ検査に回していただけますか?」
ナース「はい。」
寛人「早めにオペした方が良さそうだな。オペ室空いてるか確認してくれる?」
ナース「はい。…空いてるそうです。」
寛人「よし運ぶぞ。」
緊急手術で清水さんは一命をとりとめた。