君に後悔させてやる。
…ラッキー。

優said

入学式。


だるいと思ってた、どうせ高校に行っても勉強だけ。


一応勉強できるほうだけど。


「なぁなぁ、あの子達可愛くね?」


このくそチャラいのは北山廉。

『右。』


「え?
右の子がいいの…?」


ふと、可愛いと思ってしまい口走った。


『別に。』



「優がなぁ。とうとう可愛いと思う人が…、廉兄ちゃんは泣けるぞ!」


無視してクラスに入ると、あの右の子がいた。


「美優ってメガネ男子好きだよね」

みたいなことが聞こえた。

へぇ。美優って言うんだ。
メガネ男子って俺、メガネに変えてよかったわ。


って思った自分にびっくりした。


そして帰ろうと思った時。
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