∞1208∞


「違うでしょ」

パン一でもこの男は美しい。
あっちこっちに跳ね上がった髪もなんか様になる。


「いや、和義いじめすぎたからやろ。
ったくスネやすいな和義」


ぶつくさぼやくあたしに
トモはうーん、と首を傾げながらあたしの隣にしゃがんで紙を拾い上げ眺める。

「ったく…」

「…キリさん」

「んー?」




「とりあえず
なんか着てきたらどうですか」


「…あぁ。だね。」
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