香りから始まる恋はいかがですか?


今日も明日も明後日も

これから先、
夏がこの家に居て
くれるんだと思ったら、

居ても立っても
いられなくなり、
俺は予定を立て始めた。

こんなに浮かれてる俺は
きっと端からみたら、
可笑しいんだろう。

笑われたって良いさ、
彼女が俺を信じて
付いてきてくれてるんだ。

と思っていると
彼女は風呂からあがってきて
ホカホカしていそうだ。

昨日の俺のスェットも
そそられたが、
今日着ている彼女の
ふわふわした素材の
部屋着もまた可愛い。

いつものカジュアルな
服装とギャップがあり
目が離せなくなっていて、

思わず彼女を
膝の上に乗せ抱きしめた。

俺と
同じボディーガードソープを
使ってるはずなのに不思議と
彼女からは甘い香りがした。

すると彼女は・・

少し体を離し、

俺が予想していなかった
行動と言葉をくれた




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