婚約者は高校生
俺にとっては嬉しいことだけどな。
これだけいれば俺好みの脚の持ち主がいるんじゃないだろうか。
理想の脚を一度でもいいから見てみたいものだ。
俺は彼女を待つ間、軽く腕を組んでさりげなく女子生徒の脚をチェックする。
まずは一人目。
短いスカートで太ももまで見える。
きっと自信があるのだろうけど……細すぎ。
その横のお友だちは…ちょっと筋肉質かな。
アスリートの脚も悪くないとは思うが、さわり心地が悪そうな感じがして好みではない。
次の子は周りに比べてふくよかな感じ。
膝枕してもらったら気持ちよさそうだ。
筋肉質よりはふくよかな方がいいけど、俺の理想の脚ではないんだよな。
しばらく観察していると、俺の近くで歩くスピード緩めたり、止まったりする脚が増えてきた。
邪魔だな。
手前の脚はもう見たんだ。
俺はその後ろに隠れた脚が見たいのに。
ふう、と息をついたのと同時くらいだっただろうか。
「あのぉ…誰か待ってるんですかぁ?」
甘えるような猫なで声で声をかけられた。