魅惑な彼の策略にはまりました
「ちょっとぉ、焼うどんどうすんのよ!」


リリがやや的外れな文句を言う。

私はまだ腹立ちの納まらない状態で、受け取った焼うどんに箸を突っ込むなり、勢いよくすすりだした。
23時のうどんは確実に脂肪へと蓄積されるだろう。

だけど、こみ上げてくる怒りが止まらない。


「四季!」


リリが言う。


「とりあえず、食べたら宗十郎んちに行っておいで。恋愛ごっこの前に友達でしょ?仲直りしておいで」




< 51 / 111 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop