猫の飼い方
空也さんとマスターは、私の恩人


親に捨てられた私を当時高校生だったマスター達が拾ってくれた



カランカラン

「よぉ、翼。来てやったぞ」
「空也、いらっしゃい」

空也さんが来たようだ


『空也さん、お久しぶりです。・・家、ありがとうございます。感謝してもしきれませんっ』

「うぉっ、瑠璃来てたのか!久しぶりだな~。また可愛くなりやがって!あの家、使いやすいだろ?前に俺が使ってたんだよ。ほら、今は仕事で他のところにすんでるしよ?だから、思いっきり使え。な?」


・・・空也さん

『・・・ありがとうございますっ』

「ほらほら、俺に敬語は使っちゃダメって言っただろ?それと・・・これ、瑠璃にプレゼントだ」

空也さんが手に持っている紙袋を私の前に差し出した

『い、えっ、そんな・・空也さんからそんなに貰えませんっ!・・ただでさえご迷惑をおかけしているのに・・』

私がそういうと空也さんはムスッとした顔になった

「瑠璃?敬語じゃないでしょ?・・・それに、このプレゼント瑠璃が受け取ってくれなきゃどうすんだ!俺が着るのかっ!?・・流石に俺の心はそんなに強くねぇーよっ」


・・・敬語
『・・・しかしっ「しかしじゃないのっ!いいからこれ、受け取れ」』


空也さんが強引に私に紙袋を持たせる


『うっ・・・はい。あ、りがう・・空也さん』

私は渋々敬語を辞めた
「それでこそ瑠璃!」
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