好きにさせて





校舎内へと戻ればそこは戦場となっていた。というか、戦場となった。

コトハが現れたことで。




「佐倉くぅ〜ん!!」


「佐倉せんぱいっ!!バレンタインチョコです!」


「あたしのも!!!どうぞ!!!」



みんな積極的である。


数歩後ろにいるわたしでさえ圧倒されてしまう。ここに来て思うのはやっぱりモテるよなこいつ、ということ。



わたしは変に力が入っていた体を落ち着かせるように息を吐いた。



もういいじゃん、バレンタインだよ?


トラウマとかそんなんじゃなくて、嫌な思い出とか、嫌いだとか…


そんなのいつまで気にしてるの?




好きになれなくても、それでも。
いつも通り笑って普通に過ごしても良いでしょ?


後ろなんか見てないで、
今ある目の前の事に目を向けよう。



恥ずかしい過去じゃない、
昔があって今のわたしなんだ。


前を向いて、少しでも進もう。


バレンタインデーは
わたしに勇気をくれた。






< 43 / 43 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

あなたとキスをするまで

総文字数/21,377

恋愛(ラブコメ)26ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
【短編】 ‘‘あなたとキスをするまで”
嗚咽

総文字数/4,326

ノンフィクション・実話33ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
吐きだして笑う
十日目の判決    -完-

総文字数/71,602

恋愛(キケン・ダーク)141ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
【完結】 薄々、気付いていた。 それが確かなものへとなったのは 俺らが2年生に上がった頃だ。 「今日帰るよー」 俺がそう言えば彼女は、 「いや、いいー。先帰る」 そう言って、俺を見向きもしないで 教室から姿を消した…。 瀬田 いの (せだ いの) 高校2年生 椎名 陽 (しいな はる) 高校2年生 佐倉 結希 (さくら ゆうき) 高校2年生 木村 はじめ (きむら はじめ) 高校2年生 4人の春の終わりは はじまってしまったーーー ※『短期間にムリヤリ完結させたため、 文章が荒いです。 日本語になってない部分多々あります。 今後、脱字誤字を含め修正を 行なっていきます。』

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop