龍神のとりこ
ばちっ!

大きく焚き火が爆ぜた。


その音で我に返ったトーコはコハクから身体を離した。

心臓が高鳴る。
あたし、どうして抵抗しなかったんだろうーーー。。

疑問符だらけの頭と胸を落ち着かせるようにコハクに背を向ける。


「もう遅い。昔話はここまでだ。寝ておけ。」
「・・・」

コハクから離れる訳にも行かず、トーコは背中を丸めてとりあえず、目を閉じることにした。

頭を冷やそうと思っていたのに、、




そのままトーコは眠りについていた。



< 30 / 139 >

この作品をシェア

pagetop