ブラックバカラをあなたへ
夜の街は女の子にとって危険である。




ほら、ここにもーーーーー




「や、やめて下さい!」




「いいじゃん、いいじゃん!こんなとこにいるって事は、そういう気があるってことだろ!」




「ち、違います…!私は、ただ…」




「何々?家出?あっれー、図星かー!ならさ、俺らが保護してやるよ!」




「結構です!誰か、助けて!」




「はいはい。助けを呼んだってムダムダ!」




ほら、ここにも低脳な男どもがいる。




数は3人か。




楽勝だな。




「そこのお兄さんたち!お姉さん、困ってるんだから離してあげなよ!図々しい奴は嫌われるよ!」




「あぁ?」




夜の路地裏。




そこに見える5人の影が彼らを覆う。




「てめぇらに関係ねぇだろ」




「あーもう、燈さー、いつも言ってるけど、こんな奴ら相手にそんなこと言っても無駄なの!いい加減学習してよね!」




それは言えてる。




こんな、ゴミクズみたいな奴らには、口で言ったって意味がない。




こういうのは、体でわからせてあげる。




「ねぇ、お兄さん、私と相手してよ」




私は男どもに近づいてそう言った。




「相手ってなに?俺らとヤってくれんの?」




あ、こいつただの馬鹿だ。




男はニヤニヤと気持ち悪い顔をする。




相手しての意味の取り方違うっつーの。




「そうだよ。私とヤろーよ。ただし、こっちだけどね」




ガッ




私は男に顔面キックを食らわせる。




「ふふっ。さぁ、狩りの始まりだーーーー」
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