信じさせて



いつまでも敬語だから気が弱いと思ってたけど、はっきりと物を言う

そんな爽子に惹かれていた




「どうしたんですか?」

ボーっとしていた私を見て不思議そうな顔をする爽子

「ううん。あったころのこと思い出してて。」

「ああ、あのころの澪さんって意地っ張りでしたもんね。」

今以上に。と付け足してにやっと笑う

「はぁ…あの頃はあんたがこんなに腹黒だって知らなかったわ」

「腹黒!?」
騒いでいる爽子をおいてさっさと歩きだす



ドラマなんかでよく見る平凡な日常。

やっと慣れてきた
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