俺と結婚しろよ!





「キャサリン!しっかり!」




そう呼ばれて、思わず姿勢を正すあたし。

なんでキャサリンなのかは分からない。

そして、一番見かけもマシかもしれない。

あたしは、大きな黒縁眼鏡にロングヘアのウィッグを付けていた。






それにしても、無茶がありすぎる。

なんとかあの譜面を読解して練習したものの、リハーサルはおろか、音合わせすらしていない。

この人たち、大丈夫なのだろうか。

いや、大丈夫なのか、あたし!





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