好きって、伝えたら



耳元で呟かれて、心臓の鼓動がドクッと高鳴った。



『ほら、早く』



振り向くと、夕空は目を閉じていた…


ちょ、もう待ってんじゃん…


でも、今日はたくさん楽しませてもらったもん。



ゆっくり夕空の頬に手を添えて、唇を合わせた…────



すると、夕空は悪戯げに何度もキスをしてしまいには床に押し倒されてしまった…


そのまま首筋を舐められて、もう一度甘いキスをされた…

夕空の舌がアタシの舌に吸い付く。



「あっ…ゆう…らっあ…」


『はぁ…はぁ…お前のその顔堪んねぇ』


「なっ/////」


『って、まずケーキ食べよっか』


「はぁ…ここまでして…」


『なに?最後までしたい?』


「や、も、もう!!
ケーキ食べよ!!」



夕空はアタシにもう一度優しくキスをすると、アタシの上から退いた。


あー…身体が熱い…


頬が熱い…


そして、猛烈に恥ずかしい。




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