無垢なメイドはクールな彼に溺愛される

「鈴木は婿に入る気はないそうですって言ったんだけど

 桜岡社長は名前なんてどっちでもいいんです、だって

 あそこの娘はクラブXのVIPルームの常連だよね


 黒人が好きらしいよ」



「……」



 そういえば、

 最初の婿の話は青扇学園の学長の娘だったことと、

 その娘が十歳年上のやけに派手で眩暈がするほど香水のキツイ女だったことを思い出し、

 鈴木は苦い顔をした。
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