無垢なメイドはクールな彼に溺愛される

「そっか、じゃあ、いいじゃないユキ?

 ”家事が得意で、寂しがり屋”

 そんな風に大石さんが言ったこと、ユキのことよくわかってると思うよ


 私も結婚するならユキがいい!」


 アハハ


「あたしだって、陽菜乃がいい」


 アハハ


 ひとしきり笑ったあと、


「もしかしたら

 トキめかないってことなんじゃない?」



 陽菜乃はポツリとそう言った。



「……」


「どんなに素敵でいい人でもね


 こう……なんていうかなぁ胸がキュンとするとか

 ハッとするような――そういうのがないとね」
< 161 / 316 >

この作品をシェア

pagetop