無垢なメイドはクールな彼に溺愛される

 結局夕べ、そう返事をした。


 その答えは間違ってはいない。



――ちょっと浮ついてるんじゃない? ユキ


 自分をそう叱咤した。


 その証拠に、今の冷えた心で見てみると

玄関周りの汚れが気になるところがある。


ここ最近の掃除が中途半端だった証拠だ。



 しっかりしなさい! と唇を噛んで、

ユキは黙々と掃き掃除に精を出した。
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