無垢なメイドはクールな彼に溺愛される

 クスッ


「わたしはむしろ光栄ですが」


 クスクス


「じゃあ いきましょう」


 二人はそのまま一階のバーに入った。




「今週は仕事の関係でずっとここパントムに泊まっているの」

「そうでしたか」



 食事と言っても蘭々が口にするものはオードブルのような軽いものだ。


 小さく切られたエビが蘭々の小さい口の中に消えていくのを見つめながら


「お母さまはお元気ですか?」と、鈴木は蘭々に聞いた。
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