無垢なメイドはクールな彼に溺愛される

「ユキさんですが、お元気ではないそうです

 お見舞いに行かれたらいかがですか」


「え? ユキさん……病気ですか?」


 ムッとするのは崎田の番だった。


「さあ、知りません

 先日聞かれましたので、お答えしたまで」



 崎田はそれ以上何も答えず、ツンと澄ましたまま車を見送るべく、その場を離れた。



―― は? なんなんだ
< 297 / 316 >

この作品をシェア

pagetop