先生の彼女です。
「……ケホッ」



二階にある教室にいくだけで結構息が上がった



確か今日は体育がある


休もっと……





そうこうしているうちに教室の前まできて深呼吸をする




大丈夫……大丈夫…





ガラー




ゆっくりとドアを開けるとみんなの視線が一斉に私に集まる





「蒼井さん?」



「今日学校来たんだー」



「今までサボってたのに?」



「うけるー」







そんな声が次々に聞こえる




大丈夫…大丈夫……





呪文みたいに大丈夫を繰り返して席についた




私の机はボロボロ


もちろんみんないじめっこのせい






「ほら席つけー」



担任が入ってきてみんなが席に座った





「今日は転校生来てるぞー」



「まじで!?」



「女子?男子?」






次々に声が上がる教室




「神野ー。入れ」




神野くん……?







みんなの視線がドアに集まる


















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