先生の彼女です。

翔琉side

「38.7℃」


点滴効いてない…


いつもより荒い呼吸をしながら眠る咲





今日はねぇちゃんとは話せないか…





そう思って携帯に手をかけた時



ガラー


「あ、ねぇちゃん」



「ごめーん、遅くなった」



「いや…大丈夫なんだけど…」




「あ、咲ちゃん寝てるの?」


「うーん。熱下がんなくて」



「あーそっか…」



「今日は無理かも」



「うん。そうね。でもちょっとここにいるわ」




「了解」







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