チェロ弾きの上司。
響也さんはあたしの首から上、いろんなところに口づけながら、あたしの身体をそっと撫で始めた。

好きな人に触ってもらえるのって、こんなに幸せなんだ……。

「んん……」
声が出てしまい、慌てて押し殺すと。

「我慢しないでいい。気持ちよかったらそうやって教えて?」

響也さんはあたしが反応した箇所を、もう一度撫でる。

あたしの身体の中心が疼いてきてるのがわかった。

気付いたら、ワンピース型のパジャマも下着も脱がされ、ショーツ一枚にされてた。

直接肌を滑る手の平が、熱い。
とろけそう……。

響也さんの唇が、あたしの肌に落とされ始めると、もう、声が止まらなかった。

何これ。
世の中にこんな気持ちいいこと、あるの?

気持ちよすぎて……
あ。まずい。
あたしは身体のある部分が制御できず、大変なことになってるのに焦った。

「響也さん……」

「ん? どした?」

「あの……、シーツ、汚しちゃいそうです……」

響也さんが、あたしの蜜がこぼれ落ちてる部分にそっと手をやり、息をのんだ。

「ごめんなさ…」
「ごめん、きつかったろ?」

うわぁ、今日の響也さん、ほんとに優しい……。

そっと布団に身体を横たえてくれた。
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