チェロ弾きの上司。


定演が終わった次のオケの練習日は、反省会と、次回定演のパート譜配布。
ヴァイオリンパートは、ファースト・セカンドメンバーは固定してなくて、曲ごとに三神さんとセカンドパートリーダーの永野さんが話し合って決めてる。
あたしは次回、2曲ともファースト。

その次の週の練習日で、弦楽器はボウイング(弓のアップダウン)発表。
弦楽器トップが集まって決めたボウイングを、自分の譜面に鉛筆で書き写すという地味な作業。(途中で変わることもあるから、消せるように、鉛筆!)

さらに、ヴァイオリンパートは、三神さんと永野さんから、個人練習のポイントがまとめられたプリントが配布される。

加えて、譜面を見ただけじゃわからない奏法や、今回のシェヘラザードに出てくる特殊奏法なんかは、実際に三神さんが弾いて説明してくれる。
三神さんが弾くところを正面から見られるので、とても幸せ!(さすがにこれくらいで卒倒はしません。頬はゆるんじゃうけど)

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