大人の恋は波乱だらけ!?
「どうした?」
「……ごめんなさい!!」
私は勢いよく立ち上がると深く頭を下げた。
「は……?」
昴さんの戸惑う声が上から降ってくるが私は顔を上げることなく頭を下げたまま話し出した。
「昴さんは私の事を想って夢を諦めるなと言ってくれたのに……。
私は逃げ出してしまいました。
自分の弱さからも昴さんからも……だから謝りたくて……。
本当にすみませんでした!!」
更に深く頭を下げる。
昴さんは何も言ってはくれなかった。
呆れているのだろうか、そう思い下唇を噛む。
数秒の間の後、昴さんのタメ息が聞こえてきた。
「顔を上げろ」
昴さんはそう言ったが顔を上げることが出来ない。
彼が今、どんな顔をしているのが怖くて見ることが出来ないんだ。
頭を下げたまま固まっていれば彼は諦めたかの様に話し出した。
「お前が謝る事じゃねぇだろ?
俺が余計な事を言いすぎただけだ。……悪かった」
昴さんの言葉に思わず顔を上げそうになるが、何とか堪えて頭を下げ続ける。
「昴さんは何も悪くないじゃないですか!」
「いや、俺が悪い。
正直に言うとな……嫉妬してたんだお前の才能に」
「え……?」
昴さんの意外な言葉に私は言葉を失った。
『才能』その単語は私には縁のない言葉。
それなのに何故彼は私に向かってその言葉を使うのだろうか。
訳が分からない、頭の中がその事でいっぱいになる。
そんな私の疑問を解消する様に昴さんは説明をしてくれる。
「……ごめんなさい!!」
私は勢いよく立ち上がると深く頭を下げた。
「は……?」
昴さんの戸惑う声が上から降ってくるが私は顔を上げることなく頭を下げたまま話し出した。
「昴さんは私の事を想って夢を諦めるなと言ってくれたのに……。
私は逃げ出してしまいました。
自分の弱さからも昴さんからも……だから謝りたくて……。
本当にすみませんでした!!」
更に深く頭を下げる。
昴さんは何も言ってはくれなかった。
呆れているのだろうか、そう思い下唇を噛む。
数秒の間の後、昴さんのタメ息が聞こえてきた。
「顔を上げろ」
昴さんはそう言ったが顔を上げることが出来ない。
彼が今、どんな顔をしているのが怖くて見ることが出来ないんだ。
頭を下げたまま固まっていれば彼は諦めたかの様に話し出した。
「お前が謝る事じゃねぇだろ?
俺が余計な事を言いすぎただけだ。……悪かった」
昴さんの言葉に思わず顔を上げそうになるが、何とか堪えて頭を下げ続ける。
「昴さんは何も悪くないじゃないですか!」
「いや、俺が悪い。
正直に言うとな……嫉妬してたんだお前の才能に」
「え……?」
昴さんの意外な言葉に私は言葉を失った。
『才能』その単語は私には縁のない言葉。
それなのに何故彼は私に向かってその言葉を使うのだろうか。
訳が分からない、頭の中がその事でいっぱいになる。
そんな私の疑問を解消する様に昴さんは説明をしてくれる。