Savior-社長は救世主-
『あ、えっ、と…。あ、疲れて無いですか?最近、激務だったから…』
まさかハッキリ言われると思わなく
言葉がたどたどしい
「…あ、いや、うん。確かに激務だった。けど、それとこれとは別」
社長もなんかたどたどしい
もしかして緊張している?
社長クラスなら、慣れているものではないのだろうか…
ん?ってか、別物なのか?
『あ、あのですね。私…社長みたいに経験値が豊富ではなく、あ、いや、そういう意味ではなく、和弥が初めてだったし…その、なんて言うか…』
言葉に出せば、恥ずかしくて
焦ってしまい、余計な事を言ってしまった
あーっ、と思い下を向いた
すぐにベットが軋み
私の身体を優しく包み込む社長
経験値は低くはない、と言い出し
「好きな相手とするのは、かなり久しぶりすぎて…緊張してる」
た、確かに社長の鼓動が早く感じた