秘密の契約
千波は毎日、日菜と萌を送った。



朝は毎日萌が助手席に乗る。


帰りは部活の為に千波の車に乗る事はないのだが。



この前のキスシーンにも萌は堪えなかったらしい。



後部座席の日菜をそっちのけで運転している千波と話をするのだ。



帰りになると話すことはだいたい郁斗の事になる。



「日菜、日菜は郁斗が好きなの?」



運転をしながら助手席の日菜に前を向いたまま聞く。



「え?」



思いもよらない言葉に驚いて千波を見た。








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